採用評価方法 |
概略:市場株価方式、DCF方式
詳細:KPMG FASによる評価(紀文フードケミファ1株あたり)
市場株価方式730円-848円、DCF方式964円-1,138円
GCASによる評価(紀文フードケミファ1株あたり)
市場株価方式(M&A類似取引事例によるプレミアム加算)819円から1,071円、DCF方式、876円-1,266円
両社の株主にとっての有益性を総合的に勘案した結果、変動制株式交換比率方式が採用された。
株式交換比率=1,100円/キッコーマンの普通株式の平均株価
紀文フードケミファ株主にとっては変動制株式交換比率方式の採用により、キッコーマンの市場株価の変動リスクを負担することなく、本株式交換の効力発生日において受領できる対価(1,100円に相当するキッコーマン株式)が現時点において確定される。これにより現時点より株式交換に至るまでの期間において紀文フードケミファの市場株価がキッコーマンの市場株価の変動に影響されることを回避することが可能となり適正な判断がしやすくなるものと考えられる。
キッコーマン株主にとっては紀文フードケミファを完全子会社にするための対価を明確に金額で表すことにより、今後の事業戦略上、将来得られるキャッシュフロー及び両社が協力して発揮するシナジー効果の期待値を明確にすることができ、キッコーマン株主による明確な判断に資するものと考えられる。 |